副業や在宅ワークをはじめるとき、インターネット回線が必要です。
パソコンを使って仕事をするとき、安定した通信ができることが重要です。
仕事の途中で通信が途切れたりすると、クラウドサービスのデータが壊れたり、WEB会議も切断されたり、仕事の効率も品質も低下してしまいます。
ここでは、安定的な通信環境を自宅に用意するための、インターネット回線の導入と、あわせて必要なルータについて解説します。
お困りごと
回答
自宅で仕事をするのであれば、インターネット回線は、光回線を用意するのがよいでしょう。
そのときまず、インターネットサービスプロバイダと契約します。
インターネットプロバイダは、光回線を事業所内に引き込み、その回線が接続されるルータを設置するところまで、実施してもらうこととなります。
また電話回線も必要であれば、インターネット回線のオプションとして、光電話サービスがつけられることもあります。
それでは詳しく見ていきましょう。
仕事で使うなら光回線サービス
外でスマホを使用するときは、スマホ単体でインターネットに接続できますが、自宅でパソコンで仕事をする場合には、自宅用に光回線サービスの利用がおすすめです。
(NTTが提供するフレッツ光などに相当するもの)
速度は100Mbps~1Gbpsと幅があるのですが、100Mbpsで始めればよいでしょう。
ひかり電話といった、インターネット接続と電話がセットになったサービスもよく利用されているかと思います。
また、これよりも低価格のものとしては、ADSL回線がありますが、近年中(2024.3予定)にサービス終了となりますので、新規契約はできないかと思います。既存のADSL回線を利用している場合は、乗り換えを検討ください。
主な回線種別には以下のようなものがあります。
回線種類
種類 | 特徴 | サービス名参考 | 備考 |
光回線 | 通信速度が速く、安定性が高い。定額制であり費用対効果も良い | フレッツ光、auひかり、eo光 | トラブル時の切り分けのしやすさという観点からも、仕事で使うなら基本的に光回線にしてください。 |
ホームルーター、ポケットwifi | 比較的通信速度も速く、工事が不要 | Softbank Air、ワイマックス、Pocket Wifi | 料金体系がスマホ的。仕事で使うには通信容量が気になるため不向き。外出時の一時的な利用や、バックアップのため回線として使用ください。 |
ケーブルテレビ回線 | クラウドサービスの利用に制約がかかることがある。 | 建物の共用設備として利用可能な場合もあるかと思いますが、推奨しません。 | |
ADSL(電話回線) | 通信速度も遅く、社会的に終了するサービス | フレッツADSL | 2024年3月でサービス終了のため新規契約はできませんが、現在利用している場合は、光回線への切替を検討ください。 |
注意点:プロバイダから提供される機器はルータタイプを
モデムやルータといった機器は、多くの場合、プロバイダから提供されますが、そのとき、モデムやONUという機器ではなく、ルータタイプにしていただければと思います。
ルータタイプの機器というのは、ONU、モデム、ルータが一体化した機器です。
製品によっては、Wifiアンテナ、ハブの機能を含む場合もあり、ホームゲートウェイや、多機能ルータと呼ばれたりすることもあります。
機器の数が少なくなることで、電源やLANケーブルの取り回しが簡単になるというメリットがあります。
ちなみに、一体型のホームゲートウェイを使った場合でも、Wifiアンテナや、ハブは、後から追加できます。
仕事に集中するために、不要な苦労が発生しないようにしましょう!
まとめ:回線は光回線で、プロバイダから提供される終端装置はルータタイプを選びましょう
主要プロバイダへのリンク
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- 光回線を選ぶ
- ケーブルテレビ系の回線はおすすめしません!
プロバイダから貸し出される機器はルータタイプを選ぶ
- モデムやONUではなく、ルータタイプを選ぶ
- 電源や配線まわりがシンプルになり、トラブルが減り、運用が楽に!