今回は、自然素材に囲まれた暮らしを求めて、中古マンションのリノベーションに挑戦した私たち夫婦にとって、重要ポイントとなった経験をご紹介します。
アレルギー対策や、自然素材の心地よさを考えて、マンションリノベーションをしたいと思った私たち夫婦は、
という2大ポイントに、わくわくしながら計画を考えていました。
ですが実際に、工務店さんとプランを検討する中で、いくつか課題がでてきました。
今回の記事では、私たち夫婦がリノベーションをするにあたって直面した課題と、その課題にどうやって対応したかをお話しますね。
約10年前、中古マンションを購入して、自然素材をふんだんに使ってのリノベーションをしました。 家族のアレルギー体質のこともあって、家具などの工夫よりも、床や壁を自然素材にすることを重視したリノベーションです。 そのときのうまく[…]
課題は騒音対策:マンションリノベの重要なポイント
マンションはたいてい、管理規約に防音規定があって、階下への騒音対策が必要です。
↓私の住むマンションの管理規約の抜粋

要するに、フローリングを工事で張り替える場合、遮音等級という基準をクリアしないといけないんですよね。
マンションや、その年代によっても違うのかもしれませんが、私たちのマンションでは、遮音等級はL-45~L-55の材質が必要でした。
無垢木材フローリングは、その美しさと自然な感触は魅力的ですが、合板フローリングと比較して騒音対策が難しいという課題がありました。
対策としての遮音材:自然素材とのバランス
遮音材が必要
マンションの管理規定上の防音規定をクリアするため、遮音材の選択が、私たちのリノベーション計画において欠かせないということがわかりました。
そして実際に、工務店さんから、こういう方法があるといういくつかのセオリーのプランをいただきました。
自然素材とのバランス
私たち夫婦は、なるべく化学物質を使いたくないと思っていました。
体に安心・安全なものを使いたいです。
ですがこの遮音材や接着剤といった必要不可欠な資材について、化学物質ゼロということは不可能なので、自然素材を生かしつつも、化学物質をどの程度まで許容するか、そのバランスを見極める必要がありました。
最終的な選択:アトピッコハウス社の商品を採用
私たちが選んだのは、アトピッコハウス社の、
- 遮音材「わんぱく応援マット」
- 専用接着剤「セレクティ」
- フローリングボンド「ゼロホルム接着剤」
を使用したフローリングでした。
従来、マンションで無垢木材フローリングをしようとすると、2重床にすることにより厚みが出て床が高くなってしまったり、下地にマットを敷くことでフワフワしてしまったり、という問題点があったようです。
この遮音材「わんぱく応援マット」を使用して、14年になりますが、そのような感覚はありませんので、よい選択だったかな、と思っています。
↓もとの床をはがしたところ

↓わんぱく応援マット

↓ヒノキの廊下の完成!

↓リビングも、わんぱく応援マット

工務店さんとのコミュニケーションがカギ
自然素材でのマンションリノベーションをすすめる上で、私たちが特に重視したのは「自然素材」と「化学物質」のバランスでした。
このバランスをどう取るかが、リノベ全体で必要となる考え方の軸となります。
以下の2点が重要で、
- 軸となる基本的な考え方を決めること
- それを工務店さんと共有すること
を自然素材マンションリノベの、初期段階でクリアできたことが、成功へのカギとなりました。
このことにより、その後の、床や壁の検討において、接着剤やつなぎ剤の選択肢を工務店さんから提供いただき、専門家の判断をもとに納得したうえで最終的な決定をする、というプロセスをまわすことができました。
リノベーションは理想と現実のバランスを取る作業とも言えますが、この経験を通じて自然素材と化学物質の適切なバランスを見つけられたかな、と思っています。
実際には、表面の見た目だけでなく、裏側の構造部分に関しても専門家の力を借りることが必要不可欠ですよね。
そのとき、こちらの希望をじっくりと聞いてくださり、適切な質問で考えを深掘りしてくれる工務店さんとの関係性が、自然素材マンションリノベをすすめる上で、私たちにはとても合っていました。
さらに、化学物質を可能な限り低減させるため、入居前に、
- 完成後はエアコンを数時間稼働させて揮発性の化学物質を飛ばす
- 風通しを良くして空気を循環させる
という工程を取り入れました。
これも工務店さんとの話し合いから生まれたアイデアです。
どこまで効果があるか測定はしていませんが、私たちの意向に沿ったアドバイスをいただけたことは大変ありがたく思いました。
もし工務店さんが、私たちの意向を表面的にだけ尊重し、実際には裏側の配慮をしてくれなかったら、と思うと恐ろしいです。
だからこそ、私たちも根拠のある知識を学んで、現実的な話し合いを心掛けることが大切ですね。
いかがでしたでしょうか。
私たちのこの経験は、リノベーションを考える方々にとって重要で参考になると思います。
理想と現実のバランスをとるには、こちらの知識が必要で、そして、工務店さんとの良好なコミュニケーションが重要、という点がポイントです。
同じようなリノベーションを考えている方に、私たちの体験が少しでも参考になれば幸いです。